2021/07/11
毎週のルーティン、日曜美術館。
今朝は【ノグチイサム展】を取り上げていて
とっても面白かったんです。
ノグチイサムさんの作品を、たくさん紹介してくれて
活動の内容も「あー、芸術家だ、この人」とか言いながら
石の芸術をもっと知りたくなったり。
ピアノを弾く前は、仕事柄、彫刻家の方々とお仕事をすることが大変多く、
石を掘るために世界中を駆けまわったりされている方のお話に興奮したり
彫刻を勉強中の美大生の方々と作品が出来上がるまでの数年を共に過ごしたりしていく中で
「石って、喋り出す」ということを言っていたな!と思い出させてくれる時間でした。
さてさて、番組のパーソナリティーとして
サカナクションの山口一郎さんが触れた言葉が妙に気になって
午前中は、その言葉ばかり脳内を駆け巡り夕方になっちゃった。
その言葉って、そう「ジャズ」。
「JAZZ」こっちかもしれない、彼のニュアンスは。
もちろん話の真ん中は ノグチイサムさんのアートなんだけど
たびたび、山口さんは「ジャズ」という単語を入れてくる。
確か、こんな感じで。
「純喫茶でヒップホップが流れてると、違和感があるんだけれど ジャズが流れてるとそういう感じ」
ワタシが気になったのは、コレ。
「ジャズってそういう感じ」
え?どういう感じ?
問いたくもなるけれど
「そういう感じ」
そのリズムとかサウンドから匂い立つ、空間をオシャレにする感じ?
しっかりそこに音として存在するのに邪魔にはならない感じ?
超絶真面目に演奏してるのに、どこか遊びがある感じ?
ここは、その人それぞれの思いが当てはまっていく気がして。。。って感じ?
そういう感じ、という感じが1番合っている、ジャズの凄みも入ってくる。
そして、そんな、そういう感じのジャズを愛する僕たち。
どういう感じ?ジャズって。