東北弁とジャズ

先日の宿題のことを考えていたら
岩手県で育った頃の写真を見たくなって
引っ張り出してみた。

何故か、ワタシはギターを弾いている。
いや、抱えている。

この頃から、一丁前に音楽好きを意識していたのかな?
弾けないくせにね!

「えーとえーと、
自分がジャズを演奏する理由として「東北出身だから」
という冗談みたいなことを、本気でたびたび豪語してきた話は明日しよ、、、、、、」

こちらが宿題なのですが
ジャズを始めるときは、もちろん東北出身は無関係。
どっちかっていうと、ニューヨーク育ちとか言いたかった。
そりゃ、そうだよね。
ネイティブな発音とかリズム感が欲しいに決まってる。

じゃ、なんで?
なんで、東北弁や?

ここには、2つの自論があるのです。
① 子供の頃ズーズーズー弁で、しっかり育ったけれど
関西に来て数十年、いつの間にか 「なんでやねん!」と言っている。

要するに関西弁という環境が、耳を育ててくれて
数年かけて植え付けることが出来たようだ!と気がついて。
じゃあ日常にジャズを置いておけば
ジャズっぽい感じがわかるのでは?と軽い感じで出来る気になったんです。
まあ、何年かかるねん?って話。

②スイングのノリがわからなくて
泣きたくなっていた頃
「ウラにアクセントやで!」ってみんな言うけど、、、、
それが、わかんないんだよ、それが。
と、自暴自棄になっていたワタシに
実践で「コウやで、コウ!」とピアノを弾いてくれた方がいて。
その瞬間、わかったんです!
聞こえたんです!!!
そのアクセントは まさに!
東北弁の相槌「んだ、んだ」

ちなみに、それを教えてくれたのは
小曽根真さんのお父様、小曽根実さん。
もう、亡くなられてしまって寂しいけど
当時、ワタシがちょこっと演奏していた神戸のお店に
呑みに来られてて、連弾してもらったり
アドバイスして頂いたり
ジャズのことをたくさん教えてくださいました。
とってもダンディな神戸ジェントルマン。
そんな紳士に さすがに、言えなかったけど
言ってみたら良かったな♡
「ジャズって東北弁ですねー!んだんだ!」って。

 

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